日本海のそば、小さな山の上、静かな森の中。大自然に囲まれた本校はとても静かな環境です。
1学年約15名、全校でも50名ほどの人数で、全国から集まった仲間たちとともに一緒に暮らし、学び、協力して働き、自らの人生や希望を語り合います。
仲間たちと共に、学校生活を思いっきり楽しみましょう!
仲間と共に学び、暮らしていく学校生活
楽しいことも、大変なことも
一緒に乗り越えていく
家族から離れて寮での共同生活。最初は不安かもしれませんが、仲間と一緒に過ごすうちに、いつの間にか楽しくなり、強い絆が生まれます。ここで築かれた友情は卒業後も続き、卒業生にとって学校は第二の故郷となります。
家族から離れて寮での共同生活。最初は不安かもしれませんが、仲間と一緒に過ごすうちに、いつの間にか楽しくなり、強い絆が生まれます。ここで築かれた友情は卒業後も続き、卒業生にとって学校は第二の故郷となります。
日本海に面した浅利富士の中腹にある本校。
林から野鳥のさえずりが聞こえ、展望台からは日本海が一望できる自然豊かな場所です。テレビやインターネットなどの情報から離れ、落ち着いて自分と向き合うことができる環境で自己を形成していきます。
日本海に面した浅利富士の中腹にある本校。
林から野鳥のさえずりが聞こえ、展望台からは日本海が一望できる自然豊かな場所です。テレビやインターネットなどの情報から離れ、落ち着いて自分と向き合うことができる環境で自己を形成していきます。
「自分の気持ちや考えを言葉にして、大勢の前で話す」最初は誰だって上手くできません。本校では毎日の「夕会」で、一人ずつ当番制で自分の思いを語る時間があります。自分と向き合い、外に心を開いていくうちに、自分の言葉で話せるようになっていきます。
「自分の気持ちや考えを言葉にして、大勢の前で話す」最初は誰だって上手くできません。本校では毎日の「夕会」で、一人ずつ当番制で自分の思いを語る時間があります。自分と向き合い、外に心を開いていくうちに、自分の言葉で話せるようになっていきます。
例えば、鶏をヒヨコから大きく育てたり、無農薬で野菜を栽培したり、食パンを石窯で焼いたりします。本校では「自分たちの生活は自分たちでつくる」という考え方が基本。可能な限り手仕事を通じて、日常の生活を作っていきます。
例えば、鶏をヒヨコから大きく育てたり、無農薬で野菜を栽培したり、食パンを石窯で焼いたりします。本校では「自分たちの生活は自分たちでつくる」という考え方が基本。可能な限り手仕事を通じて、日常の生活を作っていきます。
少人数・全寮制の本校は、学校や寮のルール・約束について、みんなで考え、話し合いで決めています。
毎週末、寮生会を開いて自分たちの生活について振り返りながら話し合うことで、より良い共同体をみんなで作っていきます。
少人数・全寮制の本校は、学校や寮のルール・約束について、みんなで考え、話し合いで決めています。
毎週末、寮生会を開いて自分たちの生活について振り返りながら話し合うことで、より良い共同体をみんなで作っていきます。
その不安がどう解消され、学校生活で何が得られたか?
在校生の声を聞いてみましょう!
合唱をしたり、ギターやピアノを弾いて歌ったり。愛真生はみんな歌うことが大好きなんです。上手・下手は関係なく、大きな声で歌うとすごく気持ちいい!(1年生 女子)
家では料理なんて全然やったことなかったけど、当番で調理をしているうちに得意になりました。
夏休みに家で作ると、家族みんなビックリしていて、嬉しかった!(2年生 / 女子)
中学まで勉強が嫌いでしたが、大学に行くという目標ができ、「沈黙」の時間を大切にしました。学習の仕方を教わり、計画を立て、諦めずに続けることで楽しさと大切さに気付きました。
(3年生 / 男子)
入学した時は「テレビが観たい!」「漫画が読みたい!」なんて思っていたけど、寮で友達と話したり、本を読んだりする方が何倍も楽しいことに気付きました。
(2年生 / 男子)
生徒や先生方と一緒に過ごす中で、とても強い絆が生まれます。楽しいことも、大変なことも一緒に乗り越えていく感じがして、とても心強い。大切な仲間と出会えます。(2年生 / 男子)
生徒や先生方と一緒に過ごす中で、とても強い絆が生まれます。楽しいことも、大変なことも一緒に乗り越えていく感じがして、とても心強い。大切な仲間と出会えます。(2年生 / 男子)
「人生ってどんな意味があるんだろう?」
学びや生活で得られる体験を通して、自分で考えて、自分で探していく
本校は「人は何のために生きるのか」との問いを起点とし、現代社会で自分らしく生き抜くために、そして本当の自分を見つけるために、学校生活を通して自分自身をしっかり育てていきます。
少人数制のため、生徒が質問や発表をする機会が多くあります。科目選択には自由があるので、各自が興味を広げながら将来の進路に向けて調査することもできます。
聖書は本校の教育の根幹をなすものです。私たち一人ひとりは神様から愛されて、この世に生かされているという土台の上に立っています。
教職員による毎朝の礼拝、生徒による夕会、聖書の授業、収穫感謝礼拝やクリスマス礼拝が行われています。
平和を愛する心、国際的な広い視野、隣人と共に生きていく意志を育むために、平和学習を行っています。事前学習を通して歴史の事実に耳を傾け、
現地を訪ねて人々の証言にふれることで、自らの生き方が問われます。
卒業後は介護職をしていましたが、28 歳の時にパン屋を志しました。育児をしながらパン作りを学び、家族の協力のもと、体に良い材料と天然酵母で作るベーグル屋を開きました。お店を始めてからは近所の方たちとの関わりが増え、お客さんの案で新作ができたり、畑で収穫した野菜や果物を提供してくれる方もいたりします。通販でベーグル便を全国にも送っています。卒業以来の友人が訪ねて来てくれることもあり、学年を超えた出会いもあります。
酵母は生き物なので、季節によって活力も違い発酵具合に気を使っています。パンを作っている時によく思い出すのは、愛真で経験した製パンやお菓子作りです。手作りが美味しいことに感動しました。都会で育ち、何でも揃う生活環境だったのが、愛真での調理や菜固作業、寮生活などを通して、「なんでもある」から「なんでも出来る」という考え方に変えられたように思います。全く違う背景、考え方を持った愛真生との出会いも大きな財産です。卒業後も友人たちとの繋がりが自分自身の世界を広げてくれ、とても剌激を受けています。
卒業後は介護職をしていましたが、28 歳の時にパン屋を志しました。育児をしながらパン作りを学び、家族の協力のもと、体に良い材料と天然酵母で作るベーグル屋を開きました。お店を始めてからは近所の方たちとの関わりが増え、お客さんの案で新作ができたり、畑で収穫した野菜や果物を提供してくれる方もいたりします。通販でベーグル便を全国にも送っています。卒業以来の友人が訪ねて来てくれることもあり、学年を超えた出会いもあります。
酵母は生き物なので、季節によって活力も違い発酵具合に気を使っています。パンを作っている時によく思い出すのは、愛真で経験した製パンやお菓子作りです。手作りが美味しいことに感動しました。都会で育ち、何でも揃う生活環境だったのが、愛真での調理や菜固作業、寮生活などを通して、「なんでもある」から「なんでも出来る」という考え方に変えられたように思います。全く違う背景、考え方を持った愛真生との出会いも大きな財産です。卒業後も友人たちとの繋がりが自分自身の世界を広げてくれ、とても剌激を受けています。
卒業後は大学で国際関係を学び、財閥系の商社に入社しました。大型プラント建設契約(EPC) の海外営業を担当した後、タイに赴任し、約2 年間プラソト建設現場のプロジェクトマネージャーを務めました。その後、途上国の開発扱助を行うJ ICA に転職し、現在は本部でインフラ分野(道路や橋梁等)の無償資金協力事業
を担当しています。アフリカ、中南米、オセアニア等に出張する機会もあり、日本の政府開発援助(ODA) を活用しながら「信頼で世界をつなぐ」ため奮闘する毎日です。
愛真での日々は「人は何のために生きるのか」この問いと正面から向き合った3 年間でした。朝晩の集会や寮生活を通して自分とは異なる価値観を持つ他者がいることを知り、作業や自然に囲まれた生活の中で自己と対話し理解を深めていく。
その中で「ありたい姿」や、そもそも「何のために学ぶのか」といった考えを深めたことが自身の軸となり、現在の人生観やキャリアにつながっていると感じます。また、共同生活においてある種の異文化理解を実践したことは、グローパルな仕事をする上でも大いに役立っています。
15 歳で東京の親元を離れ、見知らぬ土地で全国から集まった友人と共同生活を送ることは、勇気のいる決断でした。しかし、毎日が修学旅行と例えられる環境において、五感をフルに使い、自己や他者と向き合う日々を過ごせたことは、人生の財産となっています。今後、世界はますます不確実性が高まり、予測できないものとなります。やみくもに知殿を詰め込むのではなく、若い日に愛真で自身と向き合い、いかに生きるか、多くの方がこの問いと対峙する機会を得ることを期待します。
卒業後は大学で国際関係を学び、財閥系の商社に入社しました。大型プラント建設契約(EPC) の海外営業を担当した後、タイに赴任し、約2 年間プラソト建設現場のプロジェクトマネージャーを務めました。その後、途上国の開発扱助を行うJ ICA に転職し、現在は本部でインフラ分野(道路や橋梁等)の無償資金協力事業
を担当しています。アフリカ、中南米、オセアニア等に出張する機会もあり、日本の政府開発援助(ODA) を活用しながら「信頼で世界をつなぐ」ため奮闘する毎日です。
愛真での日々は「人は何のために生きるのか」この問いと正面から向き合った3 年間でした。朝晩の集会や寮生活を通して自分とは異なる価値観を持つ他者がいることを知り、作業や自然に囲まれた生活の中で自己と対話し理解を深めていく。
その中で「ありたい姿」や、そもそも「何のために学ぷのかJといった考えを深めたことが自身の軸となり、現在の人生観やキャリアにつながっていると感じます。また、共同生活においてある種の異文化理解を実践したことは、グローパルな仕事をする上でも大いに役立っています。
15 歳で東京の親元を離れ、見知らぬ土地で全国から集まった友人と共同生活を送ることは、勇気のいる決断でした。しかし、毎日が修学旅行と例えられる環境において、五感をフルに使い、自己や他者と向き合う日々を過ごせたことは、人生の財産となっています。今後、世界はますます不確実性が高まり、予測できないものとなります。やみくもに知殿を詰め込むのではなく、若い日に愛真で自身と向き合い、いかに生きるか、多くの方がこの問いと対峙する機会を得ることを期待します。
キリスト教書編集者として、様々な信仰・神学を持った方々と文書を通して対話をしています。そこに信仰・宣教の知恵を見出し、紡がれた言葉を集め、本という形にして届けるのが仕事です。愛真時代に同級生から問われた問いがこの仕事の原点にあります。「大志はなんでキリスト教信じてんの?」「死んだら天国行けるから…かな」「それってご利益宗教と一緒だね」「……。」ふとしたきっかけで投げかけられた「なぜ信じるのか」という問いは高校・大学とくすぶり続け、その答えを探すようにしてキリスト教出版の世界に入りました。
仕事における出会いの中には、信じてきたことをひっくり返されるような出会いもあります。その原体験は間違いなく愛真です。様々な信仰の背景を持つ先生方の講話、多種多様な生徒による感話、寝食を共にする全人的な交わり。それは自分の世界を広げてくれる出来事であると同時に、時に心をかき乱され、「ではお前はどう生きるのだ」「お前は彼らとどう生きるのか」と問われることでもあります。かなり独善的な信仰を持った生徒でしたが、愛真の3 年間で学んだ他者へのリスベクトの精神、手の取り合い方の基本が、今の仕事に確かに生きています。
出版業界もキリスト教界も見えている未来が明るいわけではありません。時折届く「あの本をきっかけに洗礼を受けた」「あの言葉に支えられた」という言葉に慰めと希望をもらいながら、涙と共に種をまくような営みです。それでもなおこの働きを続けるのは、「お前は何のために生きるのか」と問いかけ続けてくる、大いなる存在の声を今も遠くに間いているから、そして愛真を建てた方々と同じく、その声の主にこの世界の未来を懸けているからです。
キリスト教書編集者として、様々な信仰・神学を持った方々と文書を通して対話をしています。そこに信仰・宣教の知恵を見出し、紡がれた言葉を集め、本という形にして届けるのが仕事です。愛真時代に同級生から問われた問いがこの仕事の原点にあります。「大志はなんでキリスト教信じてんの?」「死んだら天国行けるから…かな」「それってご利益宗教と一緒だね」「……。」ふとしたきっかけで投げかけられた「なぜ信じるのか」という問いは高校・大学とくすぶり続け、その答えを探すようにしてキリスト教出版の世界に入りました。
仕事における出会いの中には、信じてきたことをひっくり返されるような出会いもあります。その原体験は間違いなく愛真です。様々な信仰の背景を持つ先生方の講話、多種多様な生徒による感話、寝食を共にする全人的な交わり。それは自分の世界を広げてくれる出来事であると同時に、時に心をかき乱され、「ではお前はどう生きるのだ」「お前は彼らとどう生きるのか」と問われることでもあります。かなり独善的な信仰を持った生徒でしたが、愛真の3 年間で学んだ他者へのリスベクトの精神、手の取り合い方の基本が、今の仕事に確かに生きています。
出版業界もキリスト教界も見えている未来が明るいわけではありません。時折届く「あの本をきっかけに洗礼を受けた」「あの言葉に支えられた」という言葉に慰めと希望をもらいながら、涙と共に種をまくような営みです。それでもなおこの働きを続けるのは、「お前は何のために生きるのか」と問いかけ続けてくる、大いなる存在の声を今も遠くに間いているから、そして愛真を建てた方々と同じく、その声の主にこの世界の未来を懸けているからです。
本校は1988年に内村鑑三の志を継承する高橋の呼びかけに、多くの祈りが結集し設立されました。
真に自立した人間として真実に生きようとする人を世に送り出したいと願って設立された学校です。本校では、全国から集まった生徒たちが本物を求めて励まし合い、支え合って生活しています。本校での学びと生活は、本当の意味で自分を大切にし、隣人を大切にする生き方とはどのような生き方なのかを深く考える時となるでしょう。
豊かな自然の中にある本校で、真理を求め、自らの頭と手と足を使って学び生活することを通して、また教職員も身近に生活している全寮制の中での人格的な交流を通して、本当の自分に出会い外に心が開かれていく、そのような体験をしてみませんか。
教職員が一緒に生活し
身近で見守ります
みんなで話し合い
ルールを決めます
不安や不明点があれば
ご連絡・ご訪問ください
校内では使用禁止です。学期初めに寮監に預けて、学期修了時に受取。受験時などの一時離校時は使用可です。
調理職員の指導のもと、生徒による手作りです。週一回ほど調理当番が回ってきます。1,2,3年生縦割りの調理班で担当。調理時間は夕方(夕食と翌日の下ごしらえ)と早朝(朝食・昼食)です。
自由、日中は外出Okです。買いもの、散歩、スポーツ、カードゲーム、お菓子作り、焚火、音楽、陶芸、絵描き、読書、学習など、人それぞれ。一人で過ごす生徒よりも友人といっしょに過ごす人が多い印象です。
なし。隔週土曜日に希望者・全学年での芸術・スポーツの時間があります(全校活動)。現在、陶芸、美術、茶道、音楽、土いじり、Natural Hippies(自然素材での工芸)があります。生徒が希望者を募って新たな活動を始めることもできます。
毎朝の礼拝で聖書を読みます。教員は全員、キリスト教信仰を表明する者であり(洗礼を受けていない者、教会に所属していない者も含む)、生徒一人ひとりが唯一無二のかけがえのない存在であるとの信念を軸に持って日々生徒と接しています。生徒は、キリスト教を信仰していない生徒も多くいます。信仰していないと入学できないということはありません。
JR江津駅より タクシーで15分。
日本海に面した浅利富士(室神山)の中腹にあります
FAX: 0855-52-5212
本校では、宿泊での学校見学を実施しています。
生徒との交流の時間を中心に、生徒による学校紹介や、寮の案内などの時間を設けています。